欧米は日本と違って素晴らしいとばかり連呼してるバカ
最近
「欧米のこういった価値観が日本よりも優れてる!日本はだからだめなんだ!そんな国に住んでる私はあなた達とは違う!」
とか日本語で日本人に向けて書いてる アホヨーロッパ在住者のブログをよく見かける。
そういうやつは明らかにまだヨーロッパに住んで間もないことと、単純に日本の文化に適応できずにただ海外に出てきただけのやつ。
ヨーロッパには上下関係はない
ヨーロッパには上下関係はない。先輩後輩はなく全員平等である。
指導してくれる先生にたいして思い切り脚を組んでふんぞりかえりながら質問するのも普通。
歳が上だから尊敬するという概念はない。
日本でその関係に窮屈さを感じていて、こちらにきたらさぞ自由に感じることだろう。
最初は誰でもそう思うしそれはいいこと。
しかしそれは歳上が歳下を助けることもなければ
先輩が後輩の面倒をみてくれるということもないわけだ。
対等なのだから先にそこにいてよくわかっているやつでも助けてくれるということはない。
歳が上だったとしても実力がなければかなりはっきりとバカにされたり相手にされなかったりする。
生徒から先生への無条件な礼儀正しさというものもなく、尊敬されるかは実力次第だ。
店員と客も対等
スーパーのレジの店員ももちろんペコペコすることもなく、クレームをつけられても非がないと判断したら絶対に譲らないし謝らない。悪かったとしても自分のせいではないの一点張りをする。
組織全体のミスであるから、末端の自分が謝罪するという連帯責任感も全くない。
牛が線路に入って電車が遅延し、文句をいったなら
「文句は牛にいってくれ、おれは知らない」という。
牛が入らないように整備しなかった責任であるが、整備するのは車掌の仕事ではないということだ。
鉄道会社を代表して謝るということはない。
そのため誰も文句を言わない。
日本人は農耕民族であるから連帯感が1番大切だし仲間はずれになったら生きていけないことが遺伝子にすりこまれている。
1人はみんなのために
という自己犠牲こそが美学であったのだからそれが今も残り続けるのは当然である。それにより
自分が逃げたら周りに迷惑がかかる
という呪縛により多くの人が自殺している。
確かにこれは狂っている
しかし文句を言わせないために目指す完璧さはヨーロッパではとてもマネのできないことで、そのありがたみを当たり前と思ってはいけない。
数えきれない人の緻密な計算と勤勉さによって日本はたくさんの人が快適にいきていけるはようになっているのだ。
日本にもヨーロッパにもそれぞれ長所と短所がある
日本とヨーロッパにはそれぞれ長所と短所がたくさんあり、どちらの方がいいとは言い難い。
つまり
日本クソ!ヨーロッパ最高!私はそこで素晴らしい経験してる!
とか言ってるやつはまだヨーロッパの欠点にも気づいていない経験の少ない人なのか、自分の方がみんなより優れていると自慢したいだけのただのバカかどちらかであると言える。
そしてその文書を日本語で日本に住んでいる日本人に向けて書くのもどうかしている。
自分の生活を否定されるのだから腹が立つに決まっているし
お前は何様なんだと言われるのは当たり前だ。
そういった偏ったことを言って移住や留学を勧めている人のブログを参考にするのはやめた方がいいと声を大にして言いたい。
言葉も25すぎてからで英語もまともに話せないようなら余程の覚悟がないと絶望的だ。
どうせなら辛かった経験や
海外の短所もきちんと書いている人のブログを参考にすることをおすすめする。
ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)