おれの話きいてけ

なんでも赤裸々に話すまとまりもないブログ

「奥さん」は女性蔑視の言葉だからパートナーと呼びましょうとか言われても

ルノワール画集: 幸せと芸術

「奥さん」「主人」「家内」「旦那」

こういった昔からある妻と夫の外での呼び方を女性蔑視だという人たちが、「奥さんと呼ばずにパートナーと呼びましょう」といった会話をTwitterで繰り広げていてぞっとした。そういった言葉には元々の古い意味合いで男が主人で女は家にいる存在というものがあるが、それは語源のようなものであると思う。

 

家の中ではどんなに女性のほうが強くても外では”主人”とか言って男を立てる。そういう文化。確かに主人というとまるで女性が召使いのようではないかと思うかもしれないが、女性の方だって昔からご主人様なんて思っていないけどわざと持ち上げるような言い方をしていたはず。

 

そのほうが見栄えがいいからだ。実際には女性のほうが強いに決まっている分、逆に男を立ててやってるというイメージだった

 

もちろん昔の世の中は男尊女卑だったわけだから、女性たちの努力によってようやく少しずつ差別が少なくなってきてはいると思う。

でも人々が求めていることって奥さんと呼ばないでパートナーと呼ぶとか看護婦ってよんじゃだめとか、”女性”なんちゃらってつけるだけで差別だからやめようとか

そんなものすごく表面的なことを変えれば問題は解決するのだろうか

 

私達が求めているのはそんなところじゃない

 

と思いつつもまずはそこからと思っているのかもしれないが、そんな言葉の隅ばかりに文句を言っていると

「じゃあこういう言い方にすれば満足なんだろ」とばかりに逆に男に舐められう気がする

 

男は見栄っ張りでアホないきものなのだから、女性は賢く適当に男を持ち上げつつ裏でコントロールしていくべきなのだと思う。

表立って男と対立しても突っぱねられるに決まっている。

 

主張してぶつかっていっても結局は男社会だから勝てないわけなのだから、女性は賢く男を使うことを考えて味方につけて、操りながらうまく変えていくのがいいんだろうな

 

むずかしいこと。

 

まずは言葉からと思うかもしれないが、そこが変わったところで意識が変わるとは思えないしそんな表面的なことばかりがんばってもしょうがないと思う

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